タトゥーの題材として動物植物モンスター系は定番です
生まれて初めて彫ったライオンタトゥー
実はこの人は某JR○日本の人なんです…大丈夫なのかよ?ってびっくりしました
正統派ライオンタトゥー
ライオンと薔薇
魔改造ライオン・キメラタトゥー
魔改造スカルライオンタトゥー
魔改造虎ゾンビタイガー
狼タトゥー
タトゥー施術工程
ライオンタトゥーの筋彫り第一形態
もうちょっと…
完成
” 百獣の王ライオン + 百花の王薔薇 “
これくらいのサイズのタトゥーは3-4回で完成します
ライオンだろうとバフォメットだろうとサイズがどうだろうとこーゆー系のデザインは全部余裕
広い意味でアンモナイトもモンスター
目玉蟲もモンスター
龍だって昔の人が想像したモンスター
心が折れてしまった人々のモンスター
タトゥーはそもそも手間暇時間と金がかかる上に痛い
さらにリアリスティックタトゥー系はあっちを彫ってこっちを彫ってを繰り返しながら彫る = まだ腫れてる上に針を突き刺す = すごく痛い / 和彫とかは一発でベタ塗りだから一度刺したとこはあまり突くことがない / から完成できない人も多いタトゥースタイルではあります
どんな言い訳を重ねようが、残念ながら結局は痛い
するとある種の人たちは急に親戚が死んだり、残業になったり、仕事が入ったり、バイクで転んだり、店長が死んだり、彼女が病気になったり、彼女の親が死んだり、スタジオに来れないくらいの渋滞にハマったり、犬が怪我したり、猫が下痢になったりする傾向があります
その種の人たちはシールの時は元気いっぱいな傾向がある
けど、1-2回来たら急になにかが起こる傾向があります
女の子達は強い
不思議と腹を括った女の子達は彼氏の親はなかなか死なないし、旦那は死んでもいいのに毎日同じ時間に帰ってくるし、犬猫も店長もみんな元気だし、仕事は予定通りだし、なにも起こらずにすんなり完成させていきます
残念だけど、それは人それぞれだから仕方ありません
刺青屋ではよくある事象 - 何かが起こる人たちは大抵の場合タトゥーの完成に到達できないのがほとんどです
タトゥーは痛みが伴う行為で金も時間もかかるから、我々はお客さんに無理強いは出来ない
冷たく突き放してるわけではなくて、おれたちタトゥー屋は全身に刺青針を突き刺しまくってきた経験がありすぎるから、タトゥーの痛みがマジできついと感じる人の気持ちもわかってしまう
おれたちは彫師だからそこを乗り越えてこれたけどお客さんにそれをがんばれとか乗り越えろとは言えない/痛みの強要になってしまうしキツイのもわかるから
それはもう仕方ない
急な何かが起きるのも
事前に何も起こらないようにするのも自己責任
できる人は何も言わなくても
最初からできるし、なにも起こらない
できない人は何を言っても無駄
残念ながら何かが起きて心が折れてしまった人たちに我々タトゥー屋ができることは何もないのです