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2022/12/16 03:02
進行中プロジェクト
LOYAL TATTOO / 刺青師伊彫
初・和彫にして初めての総身彫
不動明王 + 倶利伽羅九紋龍
不動明王とは
五大明王の一つ
迦楼羅の大火炎の中で倶利伽羅剣と縄を持っている。大日如来(だいにちにょらい)が悪魔・煩悩の調伏のため怒りの相を表したもの。煩悩の限りを尽くす悪鬼羅刹を打ち払う様をしている
現代語訳すると
おっさん激おこぷんぷん丸
憤怒の炎が迦楼羅と化して
怒りのままに悪餓鬼を踏み躙り
宝剣でしばき倒すの図
おっさんやりすぎやろ?パクられんで?
九紋龍史進「 小説・水滸伝 」の登場人物
宋の反乱軍の首領・史斌をモデルとして創作したとされる精悍な美丈夫な男 上半身に九匹の龍の刺青があるため、その渾名が九紋龍
LOYAL TATTOO 的新解釈で
その龍を倶利伽羅龍にしてしまう
不動明王が右手に持った燃え盛る剣に巻き付いた龍 - その炎は迦楼羅 - 炎を発する大鳥で仏教の守護神
目指すは
実写版リアル九紋龍史進+不動明王
+++ design / デザイン
+++line work / 筋彫り
TATTOO =刺青の英訳の意
と、単純に括れない様々な違いがあります
——————-“伝統は伝統なんだから変えるな”
多くの日本の伝統的なクリエイション世界の先人達はそう言います - LOYAL TATTOO も伝統は伝統なんだから変える必要はないと思います
LOYAL TATTOO がやるべき和彫
西洋タトゥーの技術やセンス、最新のテクノロジー + 日本的紋様、日本伝統刺青の材料や刺青針を混ぜ合わせて、そこに己のセンスを数滴落としたアジアの中の日本刺青
= アジアンアートの香りがするジャパネスクタトゥー
良い歳こいたおっさんがド派手なドレッドヘアにして燃え盛る刃物振り回しながら六本木あたりのキメセク大好きの悪ガキ達をとっ捕まえて”てめー会心しないとぶっ殺すぞ!”って怒り狂ってる図
実社会にこんなおっさんいたら大事件です
そう言われる覚悟を持って、このおっさんは大日如来のお巡りさんにパクられる覚悟で信念を貫いてる
プロジェクトスタートから背中完成まで一年
両足完成までにさらに一年 / そこから両胸両腕でさらに一年…で完成するのかどうか…費用だって◯百万円なんか余裕で飛び出てる
そのヒリヒリした覚悟 - 刺青師冥利に尽きる
彫師はお客さんに育てて頂いてる
お客さんの一生に一つしかない大事なカラダに我々は刺青を彫らせてもらえるから遊んで飯が食える
お客さんに総身彫を任せてもらえない彫師なんぞ一人前の遊び人にすらなれちゃいない
他人様の人生◯◯人分の痛みと銭てその積み重ねの上で我々は飯を食い、寝て、昼夜忘れて遊び呆けて生かして頂いてる
自分一人の才覚だけで一人前の刺青師になれるわけがない
タトゥー/刺青がどれだけ多様化しようと、その仕事が大きくても小さくても、お客さんが若くても年寄りでも、男でも女でも、どれだけ時代が変わろうと、どれだけ流行りの綺麗事を並べようとカラダに刺青針で墨を刺せば痛い
それを承知でお客さんが持ち込んでくる “ 覚悟 “と、それを受け止める刺青師の “ 心意気 “