2021/04/24 00:55
こんにちは😃伊彫です。
早いもので2018年5月に渋谷区円山町でスタートしたLOYAL TATTOO も三周年を迎える事が出来ました!ありがたいなー…と心底思います。
刺青は肌に彫るから刺青。紙に描くのは絵描き。来てくれるみんながいてくれないと刺青・刺青師には成り得ない。みんながいてくれたから刺青師になれた。おれ一人では絶対に刺青師にはなれなかったし、タトゥースタジオとして継続しえないんです。
だからLOYAL TATTOO に来てくれて、おれにタトゥーを依頼してくれるクライアントみんなに心から感謝しています。
本当にありがとね!
話変わりますが…おれは”自称・アーティスト/芸術家”とか宣う木端ハゲ連中が大っ嫌いです。そいつらが作る作品なんか全部便所紙にしてやりたいです。
大抵のあやつらのやり方ってさ?
絵を額縁に入れて、綺麗に照明当てたりしてさ?
“ここの筆遣いがマドモアゼールでトレビアーン”
とかなんもわかってねーくせにマルチーズ抱っこして紅茶飲みながら言うんだぜ?HISのパック旅行でしかヨーロッパなんか行った事ないくせにさ?
おれがヨーロッパや北米で暮らしてた時…そんなの一人も見たことありませんでした。確かにニューヨークのアートギャラリー界隈とか行くと鑑賞用の作品やSazabysとかで高値で取引される作品もたくさんあるし、ビジネスとして超立派に成立してました。
でも、奴らはマルチーズ抱っこしていなかった!!
ヨーロッパ北米エリアって…もっとアートが日常に溶け込んでましたよね。例えば…街並みの柱に彫刻がされてたり、カテドラルの壁は全部壁画や彫刻されてたり…自宅や学校の花壇や垣根に子供達が落書きしてたり…その進化系が電車にグラフィティーしたり、タトゥーだったりする。
“神様んちの壁に彫刻してあんのに、なんでカラダに彫刻したらダメなん?”それくらいタトゥーが当たり前に”生活の中”に浸透してるんです。
だから電車にグラフィティーしても誰も怒らないし”You did it!!”とか褒められたりする。
自らのカラダに神への祈りを彫り込んでるとリスペクトされたり、逆にそれを侮辱なんかしたら…友達いなくなりますよね。
なんでそんな素晴らしい世界観か…それは彼らの歴史から来るものだからとしか言えない。1000年近く昔から今に至るまで現存されている”名もなき真の芸術家達が創意工夫を凝らした技術で産み出した街中の至る所にある作品達”がそれを表していました。
翻って…銀座あたりのチンケな画廊で偉そうにふんぞり返って、なんの役にも立たないクソみたいな絵画を自慢しながら詐欺まがいの話術で化粧くせーマルチーズ・ババア共に売りつけようとする謎の軍団…タトゥーになるとけしからん!とかすぐ騒ぎ出しやがる。
あんな連中はみんなコロナになって老い先短い命の燈が今すぐ消えてしまえばいいのに!😊
大正時代に”竹久夢二”っていう日本人アーティストがいたんです。彼はヨーロッパみたいなattitude でやろうとした絵描き。おれは彼の考え方やスタイルが好きで“刺青・タトゥーの分野で竹久夢二みたいなやり方できないかな?”ってずっと思っていました。
(その話はいずれまた…)
兎にも角にも!
渋谷でスタートしたLOYAL TATTOO も三周年!!
日本タトゥー界の竹久夢二になれるように!!
海外かぶれの刺青師伊彫・LOYAL TATTOO をこれからもよろしくお願いします!!