2021/01/24 15:20
日本では頭部のタトゥーはとても珍しいやり方ですが、ヨーロッパや北米のタトゥー先進国ではポピュラーなスタイル。
今回のプロジェクトは”Howlin’Wolf = 吠える狼”。オオカミのデザインが持つ意味として”忠義、献身的な愛情、家族、幸運、思いやり”等があるそうです。
ネイティブアメリカンカルチャーの中では”リーダーシップ、野生の象徴”との考え方を持つようです。デザインとしては黒の曲線が織り成す攻撃的な作品を狙います。
筋彫り・ラインワーク
モヒカンに刈り込んだ側頭部のフォルムにピタリと合わせた狼の横顔。
最初のセッション/2時間はめちゃくちゃ痛いからここまで!まず初めに痛みが若干楽な前側を彫りましたが、後頭部にいくほど痛みは強くなります。そりゃそーだ。頭なんかツボの宝庫です。そこに針刺してインク突っ込めば痛いに決まってます。
=生半可な覚悟では完成まで辿り着けません。やるからにはそれなりの痛みに対する覚悟と度胸が必要です。
Step 3 : 完成!
かっこいい!!
このスポットのタトゥーの痛みをキッチリ耐えきれる人は希少です。このプロジェクトは彼にとってのファーストタトゥー!!
もはや彼はどんなスポットの痛みも余裕でしょう!
”ヘッドタトゥーやりたい!”という人達からよくある質問について記します。
・彫ったら毛は生えてくるの?
余裕で生えます!
私の頭にもタトゥーがありますが髪の毛フッサフサでドレッド・ブリーチ余裕です!
さらにヘッドタトゥーの最大の利点は…
TPOに合わせてタトゥーを隠しやすい!私の前職はバリバリのサラリーマン・デザイナーでしたが…リーマンやりながら頭に刺青満開でした!(髪は生やしてました)