2020/11/03 01:25
なぜ刺青が欲しいと思ったんですか?
理由は十人十色。
そんな事どーでもいいんですけどね?
そこがスタート地点でした。
最近の世の中は”物事の本質”が評価されない時代だなと感じます。
おれはそのスタイルが退屈すぎて…どんだけ普通になるつもり?とかつまんなすぎて笑っちゃうんですよね。
誰もやらない・やれない事をするからかっこいいんじゃん?普通って壁を超えてくるからスーパーになれるんじゃんか?
——-普通への反逆
他には迎合しないっていう決意。それがおれの揺らがない根底にあります。
残念ながらおれは18歳の若者じゃない。
たぶん100年以内に死ぬ。タトゥーアーティストとして残り時間は…もう数十年しかない。だけど、これからタトゥーデビューする人達はまだまだ色んな未来を手にできるし、得たものをその次の世代にも繋げていける。
コロナ以降、世の中の人たちが求めている”2020年以前の普通”はきっとこの先何年も返ってこない。フルで元の生活をやれるようになったとしても、消毒液やマスクの毎日かもしれない。
そんな世界になろうとも、一人の人間が残りの生命すべてを”タトゥーアート・刺青に賭ける”想いや意味、何故それ程の気持ちを刺青に賭けるのか?
刺青ってのはそれほどの価値があるものなのか?
首に刻んだ”LOYAL”の文字とその意味
遠く離れた仲間達との繋がり
自分のファミリーのシンボルマーク
己の意思を貫き通す意地と覚悟
新しくタトゥーを好きになる人たちにも刺青を通じて
”普通への反逆”
”自分の意思を突き通す”
”仲間や人との繋がり”
”感謝とリスペクト”
とかの大切さとかを少しでも知って欲しいなー…って、ほんのり思います。